幼稚園児にも補助金を!

保育園は、公立・私立共に保育料同額、2人目以上半額、3人目以上は1割負担(千葉市)で誰でも入園できることをご存知でしょうか。この事実を知った方・・・
保育園を検討してみようか、ということになりませんか?

現在の保育園の保育料補助制度は高額所得者(世帯)にも適用されています。保育園保育料は年々補助額が増えこの15年間に一人当たり最大毎月15,000円以上もの負担軽減(実質的な家庭への補助金)が実施されています。
保育園が福祉施設であるにもかかわらず、裕福な家庭が優遇され、幼稚園児のいる家庭は所得制限があって、補助金がもらえない制度になっています。

以下は我孫子市の例です。

当該年度に納付すべき合計所得割額が 183,000円超の世帯(世帯所得約860万円以上)で4歳児と2歳児がいる家庭の場合

●私立幼稚園家庭(4歳児は入園、2歳児は在宅保育)
○就園奨励費は所得制限のため 0円
○園児補助金は 一律一人につき 18,000円(年額)(区市町村によって 0円~約40万円、2人目保育料半額補助等の幅があります。)

●保育園家庭(4歳児、2歳児共に入園)
○2人目以上は保育料が半額に(全国)!(3歳児未満は28,050円、3歳児12,950円、4歳児以上10,800円を免除。区市町村によっては3人目以上9割減額 または無料。)
○補助額は 2歳児28,050円×12ヶ月=336,600円(年額)
※世帯年収が約860万円以上の家庭で、2人目の保育園児には年額で336,600円~129,600円の保育料補助金が給付されていますが、幼稚園児には年額で18,000円です。

※補助金をもらうのに、幼稚園児の家庭には所得制限がありますが、保育園児の家庭には所得制限がありません。保育料の補助にも大きな格差あります。みなさんはどのようにお考えですか。