日本語教育

すべての学力の基礎は
 国語力です

“絵本の読み聞かせ”を単にするだけではなく、子供自身が絵本の文字をなぞり読みします。この絵本は日本語(漢字仮名交じり文)で書かれており、平仮名だけで書かれている絵本とは違って、言葉を漢字を含めた形(=図形、日本語)として捉えさせ、語彙を飛躍的に増やすことができます。“漢字を教えるのではなく、漢字で教える” 言葉の教育法です。

単語カード等も使って、文字に興味を持たせるとともに、読書好きな子供に育てます。いわゆる早期教育の「読み・書き」の教育ではなく、知能の向上、集中力の育成にも効果があり、情操豊かな心を育てます。

絵本で言葉の豊かな子に

人が物事を考えるときは、頭の中で『文字』や『言葉』を使って考えます。それは3歳の子供も同じこと。『文字』や『言葉』が豊かな子ほど考える力があり、何事にも高い能力を発揮します。
布佐台幼稚園では、考える力・思いやりの心(脳)を育てるための方法として、石井式教育法で言葉の教育をおこなっております。

漢字は平仮名よりやさしい?

漢字は一見複雑そうですが、それゆえに識別しやすく、一字一字意味を持っています。
幼児にとって漢字は、絵を見るのと同じように"目"で理解する言葉なのです。平仮名片仮名は、一字一字に意味がありません。
平仮名は、「あ・め」のように声に出してみないと、飴か、雨なのか分かりません。つまり、"耳"で理解する言葉なのです。
機械的に言葉を記憶する能力の盛んな幼児には、目で理解する「漢字」のほうがずっと覚えやすく興味を持ちやすいのです。
大脳生理学の発達で、暗記力は0~3歳が最も高く、この適時期の教育が脳の発達に重要であることがわかってきました。

布佐台幼稚園の石井式国語教育法

「漢字仮名交じりの言葉カード」を使って遊んだり、教師がカードを見せながらお話を聞かせたり、「漢字仮名交じり文で書かれた絵本」を音読したりするもので、子供には全く無理がありません。無理に漢字を読ませたり書かせたりするのではなく、毎日の絵本読みの繰り返し(音読)により、『漢字』を通して『言葉』を獲得していきます。      
さらに、個に応じた指導として、詩やことわざ・百人一首などの暗唱を奨励し、親子そろって楽しく覚えています。目標をそれぞれ決めて取り組めるので暗記が楽しくなります。暗記するのが目標ではなく、「脳を育てるための手段として」古文・漢文の音読・暗唱を取り入れています。