保護者の皆様から寄せられた”喜びの声”です。
(前略)給食のおかげで嫌いなものも少しずつ食べられるようになり、また、漢字絵本のおかげで、ポスターや新聞などで、習った字を見つけると「これ○○って読むよね!」って教えてくれて、毎日驚きと笑いの1年でした。また、一番感心していることは靴を帰宅後、そろえて脱ぐことです。習慣になっているので、食事先や友人宅でおほめの言葉をいただき、うれしく思っています。(中略)現在、自由保育?個性?というものが人気があるようですが、大人になってから大切なのは、あいさつなどの基本的な生活習慣だと感じています。
「厳しい幼稚園なんでしょ?」などと私自身、他の方から聞かれますが、私は「厳しくないよ。しっかりした教育をさせてくれるから助かっているよ!」って答えています。実際、上の子も別の市で「厳しい」と言われる幼稚園に通園させていましたが、小学校に入り、改めて、幼稚園選びは、間違っていなかったと実感しました。イスに座っていられない子、靴、靴下まで脱いで歩いている子、あいさつが出来ない子・・・。
将来、子供がラクに過ごせるには小さいときからのきちんとした教育が大事だと、そして、幼い時に学んだことは、習慣づくので苦痛を伴うことなく出来るのです。(後略)
娘は3年間、園長先生の教えを守り、靴を出船の形にそろえる・・・・家で実践してきました。
先日、学校の就学前検診のときの校長先生のお話で“入学前に是非家庭で実践していただきたい事で、
一、返事は大きな声で短く。
二、靴は出船の方向に揃える。
三、短歌や俳句などを暗唱する。
とありました。まさに、3才の入園の時から実践している事で、教育方針といいますか、統一されているかのような校長先生がいる小学校に入学できることは、子どもにとって幸せな事だと思い、本当に嬉しかったです。三年間、布佐台幼稚園で学んだことが間違ってはいないんだと確信を深めました。
ある朝の出来事、小学生のお姉ちゃんの連絡帳に伝言を書いていると、年中の妹がそれを読み始めました。「おなかのちょう…」えっ?私は耳を疑いました。「調子」を漢字で書きました。「どうして読めたの?」と聞くと、「だって幼稚園でやったもーん」と得意気に言っていました。うちの子は年少までごく普通の幼稚園に通っていました。布佐台幼稚園(お勉強幼稚園)に決めてしまったけどみんなについていけるのかと不安でした。もうすぐ1年がたちます。受誦撰のカードが2枚目になりました。初めてのミュージックステップコンサート4曲も発表できました。年少のころと変わらず、毎日楽しそうに登園しています。前に通っていた幼稚園と一緒でお絵かきしたり、園庭で走り回っています。
1日の園生活の中のたった30分程度ミュージックステップや漢字カード遊びがあるだけでこんなにも違うものかと驚きました。お勉強幼稚園=難しい、と構えているのは親であって、子供は過ごす環境の中でグングン吸収していくのだなと実感しました。(後略)
子供が成長したなぁ〜と思う出来事がありました。大きいスーパーで「トイレに行ってくる」と言うので「場所わかる?」と聞くと「聞いてくる」と言ってレジに行き、店員さんに「すいません、トイレどこですか?」と聞いたんです。
特に教えたわけでもないのにびっくりしました。
知らない人にきちんとした言葉で話しかけられたり、あいさつするのは大事なこと。その大事なことを布佐台で学べたんじゃないかと思いました。(後略)
この1年間で数え切れない事を学び、たくましくなってきました。子供が一番最初に幼稚園で覚えてきたことが四つの約束です。
一、常に腰骨を立てる人間に
二、あいさつは自分から先に
三、返事はハイとはっきりしよう
四、靴を揃え、イスは入れよう
最初は遊びながら呪文を唱えるように言っていただけですが、すぐに行動もともなってきて、帰ってきたら靴をそろえたり、短くかっこよく返事をするようになったのです。
正直一年でここまで変わるとは思いませんでしたが、成長した息子を見ていると、幼稚園を布佐台にして良かったと思います。
(前略)家で私がお料理を失敗してしまった時に、「失敗は成功のもとなんだよー」となぐさめてくれて嬉しい驚きでした。(○○先生に教えてもらったそうです)
「今のこどもは失敗(が怖い・恐れている)=挫折と思い込んでしまう子が多い」と新聞記事で読んだばかりだったので、小さな頃にこんな風に教えていただけた事はとても良かったと思います。
先生という仕事を少し経験した私にとって、園選びの際に布佐台幼稚園を見学し、全て漢字表記であることに驚き、カリキュラムの内容(漢字絵本・MSなど)を見て聞きなれない「言葉」。とうていこんな幼い子どもにはむずかしいのではと思う「言葉」に戸惑いを感じました。しかし、どの園より掃除が行き届き、先生方の姿、振る舞いの温かさにひかれ、入園を決めました。
子どもはとにかく楽しく通いました。そして1ヶ月が過ぎた時、「漢字絵本」を持って帰って来ました。すると「聞いて!聞いて!」と漢字を含む文字をなぞりながら本を読むのです。押さえている所もあっていませんし漢字1つ1つを読むことも出来ない。でも読むのです。しかも楽しそうに。
内容は「北風と太陽」でした。「北」は読めなくても「北風」は読める、「太」は説めなくても「太陽」は読める。でも「北風」も「太陽」もその本以外に書いてあると読めない。だからダメなのではなく、その本を楽しく読んでいくことが大切で、その中で漢字を私達がとらえている「むずかしいもの」としてではなく「身近」に感じるもの」として伝えて下さっているのが、その時はじめてわかりました。
MSについては「ドは親指視」などの指導ではなく、子ども達が耳で体で感じ、遊びの中…いえ、どんな時にでも必要な「ルール」を伝えていく事で1つ1つ身になり、音の楽しさを知っていくのだとわかりました。やっと「言葉」ではなく、親の私も子ども達と体験する事で、理解する事が出来ました。(中略)
子ども達にとって漢字を知ることや音の楽しさを知ることだけが大切なのではなく、その時に一番あった最高の「環境」を整えてあげることが子ども達のあらゆる成長に大切なのだと実感しています(後略)
この3年間で努力の先には必ず何かがある、ということを学んだと思います。「がんばったらできるかも」と思える前向きな姿勢、向上心。新しいことに挑戦したいと思う好奇心も育っていると思います。
私が布佐台の父母だった5年間に何度も他園に通う方に「たいへんね」「布佐台なの?」「うちの子にはムリ」等々いろいろ言われましたが、私は布佐台に通わせて本当によかったと思っています。先生方は子供達の挑戦を励まし、見守り、助けてくれました。布佐台小学校があればいいなと思う位に卒業がさみしいです。本当によい園に出会えてよかったと思っています。
(前略)会社の同僚などは、布佐台幼稚園は厳しいという評判が定着しているようですが、私はそうは思えません。主な理由として、厳しさはあるかもしれませんが、しつけという中で叱られることは多々あるようですが、少なくともうちの子は担任の先生のことは特に大好きと言っていることと、実際に成長が目覚しいことです。
小さい頃から厳しい環境で過ごすことは将来に向けて壁にぶつかったとき乗り越える基礎が確立すると考えます。この1年で布佐台幼稚園に入園させて満足しています。
(前略)お友達とした話や、面白い遊び、給食は何が出てどれくらい食べたとか、帰宅後30分はしゃべりっぱなしの状態です。園の活動では「愛誦撰」を頑張っていました。「覚えたから聞いてて!」と真剣な顔で俳句をスラスラ言う樣子を見て、子供の記憶力ってすごいなと改めて感心していました。
一番好きなのは外遊びで、たくさん体を動かして遊び、教室では集中力をもって絵本読みやMSの取り組みと子供の欲求を満たしてくれる1日の流れで、心の成長にバランスがとれているのではないかと思います。