脳科学の知見を生かした教育 *** 音読、暗誦が復活!

教育特区の世田谷区は、2007年度より、新教科「日本語」を小1から中3までの9年間にわたり<古文・漢文の音読や暗唱する>ことをスタートさせました。

教科書の中心的な編集者は、我孫子市でも先頃、講演をおこなった石井勲式国語教育法の土屋秀宇(つちやひでを)氏です。
日本テレビ「世界で一番受けたい授業」にも数回出演されました。
参考リンク:石井勲式教育法

勉強しないで頭が良くなる?!

たくさん勉強すれば頭が良くなる?
本当にそうなのでしょうか。問題を早く解けるようになることは確かですが・・・
学校で一所懸命勉強する前に、賢い頭(脳)を創りませんか。

実際、東大に現役で入れるような人ほど、家での勉強時間はそんなに多くありません。
なぜでしょうか。彼らは高校、中学校ともに優秀な成績だったはずです。
一体、いつから頭が良くなったのでしょうか?

立命館大学付属小学校の隂山英男先生は、公立の小さな小学校の担任をしていた頃、「百ます計算」を実践し、その後、そのクラスの教え子が多数東大に合格したということが、以前、話題になりました。子どもの生活のリズムも重要だと指摘されていました。

このことは、小学校で教わる内容をひたすら暗記することで、テストでいい点が取れる=頭がよくなる、のではなく、脳に適切な刺激を与え続けたことで、頭がよくなる、賢くなることを示しているのではないでしょうか。