「論語」や「葉隠」先人の教えに学ぶ。
小学生は履き物の揃え方から、中学校で浴衣の着付け、論語も9年間
佐賀県鳥栖市は平成19年度の世田谷区、21年度の新潟県新発田市に次いで「日本語」の教科化を27年度から実施。
鳥栖市教育委員会が日本語を教科化したきっかけは、子供たちの乱れた言葉遣いを問題視したため。教育長は「ヤバイ」「チョー○○」などの言葉の乱れから、言葉で自分の想いを伝えることが出来なくなれば、人と接しないラインやメールでコミュニケーションを済ませがちになる。と、幼少期からの実践的な日本語教育の重要性を指摘しています。
地域色を前面に出した教科書を独自に作成し、論語や武士道を軸に礼儀作法や伝統文化を教えており、母語を磨くことから一歩踏みだし、鳥栖から国際人を養成するという目標を掲げているそうです。