どうも誤解されているようです。百聞は一見に如かず、ぜひ見学にいらしてください。本園が取り組んでいる「適時教育」は、小学校で習うものを先取りして教え込むものではなく、学力(生きる力)をつけるための「土台」を築きあげるものです。この土台づくりとは、先ず躾(しつけ)に始まり、さらに「心を育むこと」です。これは言い換えますと、「脳を育てる」ことになります。適時期の教育は、心豊かで賢い脳を作る教育で、いわゆる早期教育とは違うのです。

本園の卒業生は、我孫子市のほぼ全域と隣接する4市町の小学校に入学します。このため一校当たりの人数が少なめで、あまり目立つはずはないのですが、このような評判が立つのは、適時期の教育によって脳が育てられた(心がはぐくまれた)多くの卒業生たちが、小中学校で活躍しているからだと考えられます。

体力づくりと言葉の教育、音感教育などによって磨かれた子供達は、あらゆる分野(小学校なら国語・算数・体育などの教科や領域)に集中力を発揮し、興味や関心、意欲を高く持って取り組んでいるからなのでしょう。

学力には教科のように見える学力と、道徳心・おもいやりなどのように見えない学力がありますが、適時教育は、点数では計れない見えない学力「豊かな心」も育みます。

さて、自由に伸び伸び教育と対照的にお勉強幼稚園がございますが、本園は石井式国語教育を取り入れているため、漢字を教えているお勉強幼稚園と誤解されることがあります。

石井式は漢字を教えるのではなく漢字で日本語(言葉)を教える教育です。「漢字かな交じり文で書かれた絵本」(日本語の絵本)を使って絵本の文字をなぞりながら読んだり、カードゲームで楽しみながら言葉を吸収していきます。漢字はひらがなよりも易しいことが科学的にも証明されています。

ですから、ひらがなを書かせたりする前に、日本語(漢字仮名交じり文)に触れる機会を出来るだけ多くしてやることが大切なのです。語彙(言葉数)を増やすことが幼時期には特に重要で、その後の人生をも左右することでしょう。音読を通して語彙を増やすことが、教養のある人格になれる近道なのです。

本園では、漢字の読み書きをワークブックを使って教え込んだり、小学校で習う計算を学ばせるような教育は全くしておりません。もちろん補習や宿題もありませんが、小学校に入学してから、幼稚園での教育効果が中学年あたりから現れてくるようです。

名文や詩の朗誦などは、NHKの「にほんごであそぼ」のように、楽しみながら、感じさせることに主眼をおいております。ご安心ください。ミュージックステップでは、感じる楽しさに重点を置き、幼稚園児としては稀な「東京ボーカルアンサンブルコンテスト」・「千葉合唱アンサンブルコンテスト」に毎年参加し受賞したり、市民会館で毎年開くコンサートではポーランドのプロの楽団とのコラボレーションをしたりと活躍の場を広げています。

運動面でも広い芝生園庭や冒険の森、布佐台オリジナル遊具(フィールドアスレチック・雲梯・鉄棒・サスケタワーなど)を生かし、卒業までに鉄棒の逆上がりがほぼ全員できますし、縄跳び大会では年長児平均が300回以上、立ち幅跳びも年長児平均100cm以上。これらは、楽しく遊びながら運動能力を高める工夫がされた遊具や、専属の優れた体育講師の指導成果でもあります。本園は、運動能力の向上こそ、実は一番力を入れているのです。運動能力の臨界期は7歳ぐらいと言われており、巧緻性などの運動能力は知性の発達と密接であることがわかっているからです。

しかし、この適時期に、「行き過ぎた個性を尊重し自由で伸び伸び」教育によって育てられた子供達の社会は、弱肉強食で、秩序・規律のない世界かもしれません。卒業までに最低限の社会性を身につけさせることは、幼児教育の使命でもあります。もし、小学校に入学した1年生の社会性が育っていないならば、幼児期の教育に問題があると言わざるを得ません。
※各園の教育の成果は、地元の小学校の先生が一番ご存知だと思います。

このようなことをお話できるのは、脳科学がこの10年で格段に進歩し、“心”=“脳” の発達に必要な環境・刺激が明らかにされてきたからです。幼児期は、驚異的なスピードで脳が発達する時期で、4歳で80%が完成します。この時期に合わせた教育が「適時教育」なのです。

※見学にお越しの際は、園児たちの瞳の輝きを、ぜひ、ご覧ください。